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法定相続情報一覧図をご存知ですか?

法定相続情報一覧図とは、相続手続きを簡略化するために法務局が提供している制度で、
戸籍謄本などを基に相続関係を一目でわかるように図式化したものです。

以下に概要を説明します:法定相続情報一覧図とは
目的: 相続手続き(不動産の名義変更、銀行口座の解約など)を効率化するため、相続人を明確に示す公的書類。
発行元: 法務局
特徴: 戸籍謄本や除籍謄本などを提出し、相続関係を1枚の図にまとめる。
法務局が認証することで、戸籍謄本の代わりとして複数の手続きに使用可能。

作成手順
必要書類の収集:
被相続人の出生から死亡までの戸籍謄本・除籍謄本
相続人の戸籍謄本(生存確認用)
申出人の身分証明書(運転免許証やマイナンバーカードのコピーなど)
法定相続情報一覧図の作成:
法務局の様式や自分で作成した家系図のような図に、被相続人と相続人の関係を記載。
例: 被相続人(親)を中心に、配偶者や子どもの名前、続柄、生年月日などを記載。
法務局へ提出:
管轄の法務局(被相続人の本籍地や住所地など)に書類を提出。
手数料は無料。
認証と交付:
法務局が内容を確認後、認証済みの法定相続情報一覧図を交付(通常1週間程度)
メリット:
戸籍謄本の束を何度も提出する手間が省ける。
金融機関や登記手続きで広く受理される。
相続関係が一目でわかり、遺産分割協議の準備がしやすい。
注意点
相続放棄や遺言による相続分の変更は反映されない(法定相続分に基づく)。
書類に不備があると再提出が必要。
法務局のウェブサイトや窓口で最新の様式や必要書類を確認することが重要。

参考情報
法務局の公式サイト(http://houmukyoku.moj.go.jp)で詳細を確認できます。

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法定後見制度
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任意後見制度
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著者行政書士杉本正宏
杉本行政書士事務所
大阪府豊中市

地元豊中市出身の行政書士です。
地域の皆様のお力になれるよう、豊中市役所近くの商店街に事務所を開設しました。
よろしくお願いいたします。

些細なことでも遠慮なくご相談ください

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